「パソコンCPUの戯れ言」




2001年7月なんですよ。今は。
いやね、2000年末あたりに2年半前に買ったパソコンをパワーアップさせたワケです。買い替え…ではなく、使いまわせる物はそのままで、中身をパーツ単位で買って…。友達の協力あってこそ出来たんですが、必死こいて組み立てて、動かなくってヒィヒィ言ったり調整したり…。それはとても楽しかったです。
いやいや、そんな事を言いたいのではない。で、ずいぶんとパワーアップしたのですが、
それから約半年。最近パソコン関係の雑誌を良く読むのですが…これがまた技術の進歩の早い事速い事。相当にパワーアップした(と思う)ハズの我がマシンも
すでにミドルマシン。なんという事か。
そりゃあ、あくまでもスペック上。全然速いし、使えるし、もっともっと貧弱なマシンを使ってる方のほうが多いし。それですら問題なく使える…。
スペックを追いかけまくる気はないですが(金もかかるし)、なんとも進歩が速い。
(まぁ、そんな中、ビデオカードがGeForce2MXからUltra、GeForce3になったのは内緒ですが)

とにかく速い。
CPUのスピード戦争である。止まらない。
CPUのスピード(処理速度)を表すクロックスピードは、G(ギガ)なんて当たり前。
5年ほど前はペンティアム166MHzで速いマシンだったのに、今やペンティアム4の1.7GHz、アスロン1.3GHzである。化け物である。上記の1.7と1.3の差も「な〜んだ0.4程度じゃん」と、一見勘違いしそうであるが、とんでもない。400MHzの差である。恐ろしい…。
来年はもう、2GHzは当たり前らしく、どこまで行くか見当もつかない。

速い…速いのですが、どんどん消費電力があがり(下げる努力はしてるが)、さらにどんどん熱くなる。速いCPUというのは、「熱くなる」。発熱する。
それはもう、触れないくらいに発熱するのだ。ほおっておくとその熱でCPUは自ら暴走し、動かなくなる。下手すりゃ焼け死ぬ。
CPUの熱対策は重要な問題なのである。素人さんは「なんで熱くなんの?」と、「??」だらけであろう。考え的には、車のエンジンと一緒である。
ゆえに、エンジンをラジエータで冷すように、CPUもファンを回すなど、冷却装置がついているのだ。


とにかく、どーにもこうにも速くなるほど熱くなるのである。
「いかにCPUを冷すか」。雑誌の企画とかで液体窒素の装置とか無理矢理くっつけて冷す…なんてバカな企画を見た事がありますが、それほど重要なのだ。それほど熱くなるのだ。
それなりに対策は考えているのであろうが、これから先はどうなるのか。

もうね、これからはね、逆の発想なんですよ、きっと。そう、燃えるんです。あえて。CPUは燃えるの。
それこそエンジンのように中で爆発するんです。ストーブの小窓をのぞくとメラメラ燃えてるように、CPUにも小窓があって、中が燃えてるんです。
電源入れると、ボフン!って点火するの。あぶない。
もう、ユーザーもメーカー熱に悩まされる事はない。むしろもっと燃えやがれってんだ。

とかいって、夏のために自分はCPU付属のクーラーじゃ心もとないと思って、別売のクーラーを買ってきて取り付けたりしてるんですが。
ともあれ、先程耳にした話だと2007年にはCPUは20GHz時代になるという予想だそうで。

結局何が言いたいんでしょー?もうわかりません。
とにかくコンピュータ業界の進歩はすさまじく速いと。追いつけません…。
これだけ書いてつまらんシメですな。いいんです。

おしまい。